今日は休みなのでゆっくり書けます(笑)
日本、キリンカップ優勝 コロンビアと引き分ける
さっきもう一度試合を観返してみたけども、前半と後半で全くの好対照な内容でしたね。
フォメは高原の1トップ。
その後ろに俊輔と遠藤が居て、その間に稲本がトップ下のような形。
鈴木啓太と憲剛のダブルボランチに、DFラインに中田浩・中澤・阿部・駒野の4バック。
前半はまあ本当に酷い内容だったと思う。
予想以上に
コロンビアのプレスがキツく、日本のダイレクトプレーは寸断された。
そして、‥‥決定的なミスが何度かあった。
俊輔、あんなミスはイカンぞ‥‥。
悪いがファン目に見ても昨日の俊輔は、後半は良くなったが前半はほんとに駄目駄目だった。
足の痛みなどピッチに立ったらただの言い訳。
ボールを持ちすぎだし、受けてから出し手を捜しているからあんな取られ方をするんだ。
地に足が着いてない感じも受けたし、オシムの言うこととか回りのことを考えすぎなんじゃないかなって思うんだけど‥‥。
ほんと頼むぞ俊輔。
試合に戻って‥。
試合前に書いた嫌な予想=中盤でちゃんとプレスが掛かるか心配。
これが的中してしまった。
コロンビアの高い個人能力っていうのもあるが、スルスル交わされてフィニッシュまで持っていかれる。
ラインを高く保って欲しかったが、あれだけピンチを凌いだ中澤・阿部には何も言えない(苦笑)
とにかく前半は、
攻守にアグレッシブさが足りなかったと思った。
そして後半、オシムが動いた。
前半、
地蔵のように全く動かなかった稲本に変えて羽生、そして中田浩に変えて今野を投入。
この交代がチームを変えた。
羽生がガンガン動いてかき乱し、チームをプレーで鼓舞。
それに反応した中盤の選手たちは、ようやく攻守にアグレッシブさが見られ始めた。
前線への飛び出し、スペースへ飛び込む動き、パス&ムーブがしっかり出来ていた。
前半と同じチームとは思えないね(苦笑)
高原凄まじかったね、気迫が違ったよ。
魂のプレーというか、こんなに頼りになる選手に成長したんだって嬉しくなった。
そしてこの高原のプレーが、後半15分の決定的なプレーを生み出します。
左サイドライン際で相手DFと競り合いながらボールを奪いクロス→羽生がスルー→PA内で受けた俊輔がダイレクトに後ろの遠藤へ→受けた遠藤も走り込んできた憲剛にパス→シュート
なんという素晴らしい流れ!!
オシムが目指すサッカーを垣間見たって感じ?
これが決まっていれば、オシムジャパンでのベストゴールになっていたのは間違いない。
ここなんだよねぇ、いい流れでも決めなきゃ駄目なんだよねぇ。
個々のポテンシャルは高いから、そこまで心配はしてないけれども‥。
そして試合はドローのまま終了、日本がキリンカップ優勝を果たしたわけです。
この試合をどう見るかはちょっと難しい。
まず第一に相手はコロンビアという格上の強豪国だったということ。
相手は中1日での試合でそれでもあの強さ、中1日じゃなけりゃどうなってたことか‥‥。
それでもやはり引き分けたことは誉めるべきだと私的には思う。
第二にオシムの発言。
試合後にこの爺さんは、カミカゼシステムとか抜かしていた。
まるでこうなることが分かっていたかのような会見の模様を読んで、自分は色々と考えた。
バカなマスコミやその他諸々を黙らせるためにわざと海外組の4人全員を使ったのか?とか、単純に試合後の表情からやはり意図のある布陣であり大きな収穫があったのか‥と。
前者は前例がある、後者も最も理由。
海外組のテストっていうのは違うと思う、1試合で判断するようなこともしないだろう。
やはり、アジアカップを睨んでの何かとしか言いようがない。
海外組をどう見るかっていうのは難しい。
今回に限って言えば高原は何週間も前に帰国しているとはいえ、他の3人はやっとシーズンが終了したわけだ。
それに対してJはシーズンの真っ最中。
国内組はずーっと最初からやっているが、海外組はここ数試合から呼ばれ始めた段階。
いくらポテンシャルが高いとはいえ、すんなり連携とか色々順応するは無理だろ、そんな簡単じゃないよ。
今更ながら思うけど、発足時から呼んで欲しかった気が(苦笑)
とにかく今回の試合は別段悲観する必要なんてないし、収穫があったと思う。
次はアジアカップか。
どういうメンバーになるかは勿論気になるし、どういうサッカーをしてくれるかも興味津々。
『走るサッカー』なんて世間では言われてるわけだけど(自分はそうは思わないけど)、あの暑さの中で足が止まらないことを祈ってます。
7月はサッカーの話題が増える、間違いなく(笑)