はい、今回が最終話です。
最後に描かれたのは、このドラマの核である「
藍沢明日香の死」の真相。
自殺だったのか?誰かに突き落とされたのか?それとも……。
結論から言うと、明日香の死は事故によるものだったわけで、その真相を仁科朋美が紐解いていきました。
2人は明日香が転校してきた小学生の頃から仲が良く、互いの喜びや悲しみも2人で共有して生きてきた。
しかし、中学生になってからこの関係に変化が…。
仁科は同じクラスの兼良陸を好きになり、(多分)付き合い始めた。しかし、そのことは明日香には言わず。(明日香を1人にしないため)
その付き合い始めた2人にも、変化が生まれた。
これまでも何度も話題になっている、父親の援助交際。これを偶然目撃した2人、それが陸の父親だとは知らず、仁科は散々ヒドイことを言ったわけで。(そりゃ当然言うよな)
その横で陸は泣いていた、と。
次の日から陸の態度は一変し、
仁科はみんなからいじめをうけることに…。
陸がいじめを始めた理由は、父親を侮辱された…100%そんな理由なわけはなくw、現実を受け止められずその捌け口として知られてしまった仁科をいじめ始めたって感じかな。
クソ親父がそんなことをしなければ明日香も死なずに済んだだろうに…、
消えろよ。
いじめを受け始めた仁科だったが、いじめには耐えられた…ピアノがあるから。
しかし、投げつけられたモップにより指を骨折、
「終わったんだな」痛々しい言葉…。
明日香との秘密の場所に久々に行き死のうとしたが、それを止めたのは明日香だった。
明日香の言葉は届かず。「
だったら代わってよ」と口にすると、「
いいよ」と明日香は答えた。
その後、明日香は自分で陸の父親についての噂話を流し、少しすると陸の耳にも届いた。
それから明日香はいじめられるようになった、
仁科の代わりに。
そして、明日香の死んだあの日。
明日香と教室に居たと話した仁科に珠子が問うと、彼女はゆっくりと話始めた。
校庭での騒ぎを見に行ったが怖くなって教室に戻ってくると、そこには窓の外を眺める明日香が居た。
それを見て「死のうとしてるんだな」と思った仁科だったが、……実は違ったのだ。
仁科が話しかけると、明日香は優しく微笑みかけ大丈夫?と気遣った。
明日香の話を聞きながら、仁科は死のうとして窓を開けた。
そこで明日香は『自分も死のうとした』ことを話した上で、「
死んじゃ駄目だよ」と仁科に話したという。
それを聞いた珠子は、目に涙を浮かべた‥‥。
仁科は明日香の「一緒に帰ろう」という言葉を聞き、窓から降りた。
仁科が振り返ると、そこには明日香は居なかった‥‥雨で濡れた外壁に足を滑らせ転落したのだ。
‥‥明日香の死は自殺ではなく事故だったのだ‥‥。
このあとは後日談パートで、それぞれが明日へと歩き始めたっていう感じで終了。
どうでしょうかこの終わり方。
私的にはイメージ通りだったけど、仁科がもしかしたら突き落としたのでは?とか微々たる程度だが考えてたりしたのでそこは反省しないとなぁと(汗)
とにかく明日香が生きようとしていたことが、最後にはっきりと描かれたので良かったと思う、それを1番に望んでいたので。
ああっと、ちなみに音也について触れてなかったw
こっちは意外なほどにあっさりと終結、加地は下半身不随になったわけじゃないよね‥‥。
今期数少ないシリアスドラマで、放送前には1番と言っていいほど期待していた今作。
蓋を開けてみてもその印象はほぼ変わることは無く、オリジナル脚本ならではの予想を上回ってくる展開に毎週毎週テンション的には一層高くなっていきました。
それとは裏腹にドラマの題材や雰囲気的にも地味だったんだよねぇ、もっとこうなんかインパクトが欲しかったかな…。
次のクールは「山おんな壁おんな」。
このフジの木10枠は不思議だ、1クール置きに良作が放送されるから。
医龍、不信のとき、コトー、拝啓〜、わたしたちの〜。
医龍からそうみたい、しかもそのクールでも特に質の高い作品なのだから面白い。勿論私的には、だけど。
今回こそそれを変えてくれれば嬉しいのだけど、さてどうなるか。
とりあえずTBSの木10は観る気もしないので、観ることは間違いなし。
ていうか、もうちょっとで早くも新ドラマが放送されるわけでw
ライアーゲームの終了に間髪いれず放送される「ライフ」。
「翼の折れた天使たち」ってのがたまに放送されるけど、それとターゲットは一緒かな。
このドラマを観そうな層=女子中高生はとりあえず観そうな感じ。
いじめかぁ、またいじめかぁ…。重いんだろうな、しかも女同士のだから陰湿そう。
わたしたちの教科書 公式サイト
Water Me
BONNIE PINK
【CAST】
積木 珠子(30) ・・・・ 菅野 美穂
加地 耕平(24) ・・・・ 伊藤 淳史
大城 早紀(27) ・・・・ 真木 よう子
吉越 希美(25) ・・・・ 酒井 若菜
戸板 篤彦(29) ・・・・ 大倉 孝二
八幡 大輔(25) ・・・・ 水嶋 ヒロ
熊沢 茂市(45) ・・・・ 佐藤 二朗
雨木 音也(20) ・・・・ 五十嵐 隼士
宇田 昌史(30) ・・・・ 前川 泰之
大桑 久雄(40) ・・・・ 戸田 昌宏
日野 圭輔(?) ・・・・ 小市 慢太郎
瀬里 直之(36) ・・・・ 谷原 章介
藍沢 明日香(14) ・・・・ 志田 未来
雨木 真澄(53) ・・・・ 風吹 ジュン
≪2年3組≫
仁科 朋美 ・・・・ 谷村 美月
山田 加寿子 ・・・・ 鈴木 かすみ
須藤 彩佳 ・・・・ 柳田 衣里佳
山西 麻衣 ・・・・ 伊藤 沙莉
野部 千春 ・・・・ 山本 ひかる
兼良 陸 ・・・・ 冨浦 智嗣
本多 雅樹 ・・・・ 池田 晃信
洋食屋『ぶらじる』コック ・・・・ 土田 アシモ
洋食屋『ぶらじる』おばちゃん ・・・・ よしの よしこ