最近書いてなかったのでちょっとだけ。
フジテレビ系列で土曜23時枠で放送されている「ハチワンダイバー」。
将棋しか能の無い主人公がどん底から這い上がっていく?そんな話。
自分は結構楽しんで観れてる気がする。
脚本を担当しているのは「LIAR GAME」の古家和尚なので、
丁寧でありながらも勝負のスリリングさがしっかり出ている。
それに将棋を全く知らない自分でも楽しめてるのが何よりも、
作りがしっかりしている証拠だと自分は思う。
音楽は「医龍」の澤野弘之なので文句ナシに素晴らしい。
役者陣&キャラクターも悪くない。
特に男性視聴者的には真剣師兼メイドの中静そよ(仲里依紗)だろうか(笑)。
第三話であんなに『おっぱい』を連呼されて、あんあにズームされては大変だろうに。
主人公の菅田健太郎役の溝端淳平は荒削りな点も多数見られるが、
がむしゃらに役を演じきろうと言う意思は確かに伝わってくる。
それにしても菅田は感情の起伏が激しい。
追い詰められて汗だくになったかと思えば、ダイブしてムカつくぐらい冷静になったり…。
この作品は将棋の勝負がメインではあるがそれ以上に楽しみなのが、
張り巡らされた…というのは大げさだが様々な伏線を紐解くのもまた面白い。
第三話ではまさかの月島みさき(木下優樹菜)まで裏があるシーンが登場。
あの電話の相手は誰なのか?
そもそも誰かが監視していたというのはちょっとあり得ないが……。
個人的な推測では菅田の師匠である鈴木歩人(小日向文世)が、
最後に黒幕で登場というか菅田が最後に将棋を指す相手になりそうな予感。
じゃなきゃコヒさんをあんなチョイ役で起用するとは思えない。
前期の「ロス:タイム:ライフ」で質が下がったと思った土23時枠。
演出過多な点は多少気になるが、「ハチワンダイバー」は最後まで楽しめそうだ。